最新情報

口腔機能低下症の勉強会

こんにちは。てらさき歯科医院です。

2021年も残すところあとわずかとなりましたが、
みなさまにとってはどのような1年でしたでしょうか。

当院は2021年も日々、技術・知識の向上に努めてまいりました。

その一環で12月に入ってすぐに
勤務医の森先生が講師となり、口腔機能低下症の院内勉強会を実施しました。

医療メーカーのGCの方にもオンラインで参加してもらいました。

口腔機能低下症とは、その名の通り“噛む”“飲み込む”などの
口腔機能が低下していく症状のことです。

一般的な認知はまだ低いですが、
「健康はお口から」というように、
しっかり噛む、スムーズに飲み込める、という口腔機能の維持は
年をとってからも健康でいるために、とても大切なことです。

自分で気付ける症状として
・食べにくい食べ物がある
・口が乾燥する
・食事中にむせる、こぼす
・食事に時間がかかる
・喋りにくい
などがあります。

お口の機能は本人も全く気付かないうちに低下しています。

気になる方や不安な方は
まずはお気軽にご相談ください。

 

てらさき歯科医院
〒857-0311 長崎県北松浦郡佐々町本田原免49-1
TEL:0956-63-5354
URL:http://tera-sika.com/
Googleマップ:https://g.page/terasaki-dental?gm

知らぬ間に骨が溶ける?喫煙者のお口リスク

 

こんにちは。院長の寺﨑です。
年末年始の準備でバタバタと忙しいこの季節。
その中でも、恐らく皆さんも行う大掃除ですが、
もともとは12月13日になると行われていた
「すす払い」という行事が由来となっており、
「正月事始め」の一環として
新年を迎えるための習慣だったそうです。

 

そんな年に一度の大掃除ですが、
実際には日頃からこまめに掃除をしていれば、
手間も時間も少なく済みます。

 

そしてそれは、歯のお掃除も同じこと。

 

実は、普段からお口の中をきれいな状態にできていないと、
お口の中の細菌がどんどん増え
『歯周病』や『むし歯』のリスクが確実に高まります。

 

特にタバコを吸う方は、
『歯周病』に対して十分な注意が必要です。

 

そこで今回は、
タバコとお口の関係についてお話したいと思います。

 

 

 

◆気づいたときにはもう手遅れ

 

歯周病を「ただ歯ぐきが腫れるだけの病気」
と考えている方がいらっしゃいますが、
それは大きな間違いです。

 

歯周病は
歯と歯ぐきの間に歯周病菌が入り込み、
腫れ出血を伴いながら、
やがては歯を支える骨を溶かしてしまう
恐ろしい病気です。

 

 

骨が溶けてしまうと、
当然それに支えられていた歯は抜けてしまいます。

 

実は、歯が抜けてしまう原因のNo.1は、
「むし歯」ではなく
「歯周病」なのです。

 

 

歯周病で歯を失う原因としては
「自覚症状の少なさ」が挙げられます。

 

唯一とも言える自覚症状は「歯ぐきの出血」。

 

もし、出血がいつまでも続いているようだと、
歯を支えている骨が溶け始めている可能性が高いので、
今すぐにでも歯科に相談してください。

 

 

 

ところが、

 

そんな唯一の自覚症状とも言える
「出血」すら気づかなくさせるのが「タバコ」です。

 

 

タバコに含まれる有害物質は、
歯ぐきの血流悪化を引き起こし、
出血しにくくなるため
歯周病に気づきにくくなってしまうのです。

 

 

それだけではありません。

 

血流が悪いということは、
細菌と戦う力が衰えることを意味しますので、
歯周病菌がどんどん増えていきます。

 

 

「ようやく気づいたころには、
もう骨がすっかり溶けてしまっている」

 

喫煙者にはこうしたリスクがあることを
しっかり覚えておいてください。

 

 

 

 

◆全身疾患につながる可能性も…

 

このように、タバコは歯周病を悪化させますが、
歯周病の悪影響は口腔内だけではありません。

 

歯ぐきから侵入した細菌が血管に入り、
全身にまわることで、
・心臓疾患
・脳血管疾患
・認知症
・糖尿病
・がん
・早産
・低体重児など、

様々な病気に関わっていることが知られています。

 

 

このように、タバコは肺がんや歯周病だけでなく、
全身疾患を悪化させる引き金になり得るのです。

 

 

 

 

 

◆禁煙は歯の治療に大切なこと

 

「自分はもう歯周病になってしまったから

関係ない!」

と思われた方も、まだ遅くありません!

 

ある程度進行した歯周病にも禁煙は有効なので、
ぜひチャレンジしてみましょう。

 

禁煙をすると歯ぐきの状態が回復して、
歯周病のリスクが下がります。

 

さらに、
歯周病を予防することが全身疾患の予防になり、
ひいては健康な人生をおくることにもつながっていきます。

 

 

 

 

 

また、喫煙をしている方は、
自覚症状が少ないため、
必ず
定期的に歯科で検診を受けてください。

 

検診では歯周病のチェックのほか、
歯周病菌のすみかとなっている歯石を取り除いたり、
歯にこびりついたヤニを取り除いたりすることもできます。

 

疾患の早期発見・予防・見た目の改善など、
様々なメリットがありますので、
ぜひ定期的なご来院をお待ちしております。

 

 

てらさき歯科医院
〒857-0311 長崎県北松浦郡佐々町本田原免49-1
TEL:0956-63-5354
URL:http://tera-sika.com/
Googleマップ:https://g.page/terasaki-dental?gm

年末年始の診察スケジュールのお知らせ

年末年始の診療スケジュールのご案内

12月29日(水)~1月3日(月) 休診
1月4日(火)~1月5日(水) 午前休診

どうぞよろしくお願いいたします。

歯周病と全身疾患とのかかわり 歯周病は万病のもと

「お口の病気はお口の中だけのもの」と考えていませんか?近年、歯周病が全身にもたらす影響、また全身疾患が歯周病に与える影響についての研究が進められています。最近では、実に様々な疾患が歯周病と関連していることが報告されています。今回はその中でもエビデンスレベルの高い5つの疾患についてお話しします。

1.糖尿病  

 「糖尿病」には網膜症・腎症・神経障害・末梢血管障害・大血管障害などの合併症があり、歯周病はこれらに続く第6の合併症と捉えられており、糖尿病患者さんの多くに重度の歯周炎が見られます

また、歯周病の炎症の場で産生されるサイトカインのうち、ある種のものがインスリンの効きを阻害する(インスリン抵抗性)ため、歯周病患者は血糖コントロールが改善しにくくなります。

歯周病治療を行うことで炎症が収まり、サイトカイン濃度が低下すれば血糖コントロールの改善に影響を与えると考えられています。

2.心疾患  

血管内に侵入した歯周病原性細菌やその病原因子などが、血流に乗って冠状動脈に達すると血管に沈着し血栓を作りやすくなり心血管の病気が発症しやすくなります。

周病に罹患していると、心血管疾患の発症リスク1.15〜1.24倍高まると言われています。

3.早期低体重児出産 

妊娠中はホルモンの変化などによって歯ぐきの炎症が起こりやすくなります。歯肉の血管から侵入した歯周病原性細菌やサイトカインが血流に乗って子宮に達すると、子宮筋の収縮を引き起こして早産や低体重児出産になる可能性があります。

最近の報告によると、歯周病かかった妊婦さんに低体重児出産が起きるリスク健常者の4.3倍程度と言われています。

4.誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)

誤嚥した唾液中の細菌などが肺に感染して起こる肺炎が「誤嚥性肺炎」で、高齢者に多く見られる病気の一つです。

特に、要介護の高齢者などは飲み込む力や咳反射が低下しているため、唾液やプラークなどが気管に入りやすく誤嚥を起こします。実際、この病気の多くの患者さんから歯周病原性細菌が見つかっています。

そのため、高齢者に口腔ケアを行い、歯周病原性細菌等の口内細菌が減少する肺炎の発症率が下がることが報告されています。

5.骨粗鬆症  

歯周病になった歯肉で産生されるサイトカインには、骨代謝に影響を及ぼすものがあり、歯の喪失と骨密度の減少には関連があるという研究報告があります。

逆に、骨粗しょう症の人が歯周病に罹患すると、歯周組織の歯槽骨が急速に吸収されることで症状が進行しやすくなる可能性が知られています。

 

以上、エビデンスレベルの高い5つの疾患について解説しましたが、そのほかにも、認知症脳梗塞肥満とも関係が深いといわれています。歯科医院を定期的に受診して歯周病を改善しましょう。

また、ブラッシングなどホームケアがとても大切ですので受診時の歯科衛生士の指導を参考にして、自宅でのケアをよろしくお願いします。

 

12月の医院からのお知らせ

診療スケジュールのご案内

12月の診療スケジュール

休診日 29日(水)・30日(木)・31日(金)
その他、日曜・祝日休診となっております。
午前休診日 1日(水)
午後休診日 4日(土)・11日(土)・18日(土)・25日(土)

1月の診療スケジュール

休診日 3日(月)
その他、日曜・祝日休診となっております。
午前休診日 4日(火)・5日(水)
午後休診日 8日(土)・15日(土)・22日(土)・29日(土)

診療時間

平日 9:00~13:0014:00~18:00
土曜日 9:00~13:00
日曜・祝日 休み

 

 

医院からのお知らせ

12月1日(水)午前 院内研修会(全スタッフ・当院にて)
当院では患者様に最新最善の治療を提供するため毎月勉強会を行っています(*^_^*)

~ 花のお名前  第4回 ~

【ピンクノウゼンカズラ】

特に手をかけることなく、毎年きれいな花を咲かせてくれます(*^_^*)
今年は7月台風の強風でかなり傷んでしまい刈り込みましたが
それが良かったのかたくさん花が咲いてくれました。

お庭を冬の花に植え替えました。イルミネーションもお楽しみに~♡

 

てらさき歯科医院
〒857-0311 長崎県北松浦郡佐々町本田原免49-1
TEL:0956-63-5354
URL:http://tera-sika.com/
Googleマップ:https://g.page/terasaki-dental?gm

お弁当会開催です!

こんにちは。てらさき歯科医院です。
だんだんと日が短くなり、朝晩の冷え込みも厳しくなってきました。
気が付けば11月も終わりに近付いていて、
本格的に冬へと突入していくのを実感しています。

11月8日に佐世保市大潟町にあるカフェ食堂、
『3PIECE』のお弁当を皆で食べました!
お肉メインでリクエストしたボリューミーなお弁当で
とても美味しかったです。

外食がなかなか出来ないのでとても気分転換にもなり、
お腹も満たされ幸せでした。
また企画していただけるとの事で次もとても楽しみです。

 

てらさき歯科医院
〒857-0311 長崎県北松浦郡佐々町本田原免49-1
TEL:0956-63-5354
URL:http://tera-sika.com/
Googleマップ:https://g.page/terasaki-dental?gm

新米パパ・ママ必見!妊娠中に増えるお口のトラブル

 

こんにちは。院長の寺﨑です。
11月23日は年内最後の祝日、
「勤労感謝の日」ですね。

 

文字からすると
「働く人に感謝する日」だと思われがちですが、
実はそれは少し違います。

 

 

この日は

勤労を尊び、
生産を祝い、
国民がたがいに感謝しあう日

つまり、
「『働くこと』そのものに感謝する日」なんですね。

 

 

今年最後の祝日を、
日頃がんばっているご家族や自分へのご褒美として
ゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

さて、そんな「勤労」といえば、
近ごろは男女関係なく仕事をしている人が多く、
なかには、妊娠中でも働くお母さんもいらっしゃいます。

 

 

しかし、妊娠中の身体には様々な変化が起こるため、
今までのようにいかないこともたくさんあります。

 

そしてそれはお口の中でも同じ。

 

皆さんも、
「妊婦さんは、むし歯や歯周病になりやすい」
といった話を聞いたことはないでしょうか?

 

 

今回はそんな妊娠中に増える、
お口のトラブルについてご紹介します。

 

 

 

◆妊娠中はお口のトラブルの悪循環に注意!!

 

妊娠すると女性ホルモンが増加します。
実は、歯周病を引き起こす歯周病菌の中には
「女性ホルモンによって活発化」するものがあり、
歯周病のリスクが増大します。

 

すると、歯ぐきに腫れ出血がみられるようになり
さらに、お口の中がネバネバするなど
不快な状態になることが少なくありません。

 

 

また、ホルモンバランスが乱れると
「妊娠性エプーリス」という病気になり
歯ぐきに「できもの」ができることもあります。

 

 

 

これらはいずれも、
「痛み」「出血」を伴うため、
歯みがきしづらくなります。

 

すると、
お口の細菌がどんどん増えることになり、
歯周病がさらに進行して、
もっと腫れや出血がひどくなる…。

 

こうした悪循環になってしまうのです。

 

もちろん、細菌が増えれば歯周病だけでなく
むし歯の危険性も高まります。

 

 

 

 

◆母体だけじゃない!
歯周病は赤ちゃんにも影響が…

 

さらに、歯周病はお口の中のトラブルに留まらず、
赤ちゃんにも影響を及ぼします。

 

歯周病はお口の中だけでなく、血管内に細菌が入り込んで
全身に影響を及ぼします。

 

実は、妊娠中に歯周病になると
「低体重児・早産のリスク」が高くなる
ということが明らかになっているのです。

 

 

 

 

日々の歯みがきは、歯周病予防の基本!

 

ですが、
妊娠中はつわりがひどいと
歯みがきが難しいこともあります。

 

 

そんな時は、
・歯みがき粉の味を変える
・洗口液を使う

それも難しければ、
うがいをするだけでもいいので、
お腹の赤ちゃんを守るためにも
お口を可能な限り清潔に保つように
心がけてみてください。

 

 

 

 

 

◆妊娠中でも治療はできる?

 

妊娠中の歯科治療というと、
赤ちゃんへの影響を気にして
治療をためらうお母さんもいらっしゃいます。

 

しかし、病気を放置していると
お母さんのストレスが増えたり、
低体重児・早産のリスクが高まったりして、
かえって悪影響を与えることも。

 

そのため、しっかり治療するほうが
赤ちゃんにとってもお母さんにとっても、
確実にメリットがあります。

 

 

安定期に入れば、
ほとんどの治療を受けていただくことができますし、
麻酔やレントゲンなども
胎児にほぼ影響はありません。

 

 

 

また、安心してお産に臨めるよう、
妊娠初期と安定期には
歯科検診を受けましょう。

 

 

心配事などのストレスは溜め込まないように、
気になることがあればいつでもご質問ください。

 

てらさき歯科医院
〒857-0311 長崎県北松浦郡佐々町本田原免49-1
TEL:0956-63-5354
URL:http://tera-sika.com/
Googleマップ:https://g.page/terasaki-dental?gm

11月の医院からのお知らせ

診療スケジュールのご案内

11月の診療スケジュール

休診日 3日(水/祝)・22日(月)・23日(火/祝)
その他、日曜・祝日休診となっております。
午前休診日 10日(水)
午後休診日 6日(土)・13日(土)・20日(土)・27日(土)

12月の診療スケジュール

休診日 29日(水)・30日(木)・31日(金)
その他、日曜・祝日休診となっております。
午前休診日 1日(水)
午後休診日 4日(土)・11日(土)・18日(土)・25日(土)

診療時間

平日 9:00~13:0014:00~18:00
土曜日 9:00~13:00
日曜・祝日 休み

医院からのお知らせ

11月の研修会

  • 11月10日(水)午前  院内研修会(全スタッフ・当院にて

当院では、患者様に最新最善の治療を提供するため
毎月勉強会を行っています(^^)

産休のご挨拶

こんにちは、受付の森です(^^)
いつもみなさんとお会いして、お喋りしたりとても楽しく働かせて頂きましたが、出産のため、10月18日から産休育休に入らせて頂きます。12月上旬に出産予定です

初めての出産には不安もありますが、母子共に健康で退院できるように頑張ります!

来年仕事復帰の予定ですので、その際はまたよろしくお願い致します♪

サラダデイ

こんにちは。院長の寺﨑です。

先日院内で初めてのサラダデイを開催しました。
みんなのお昼ごはんを見てみると、
コンビニ弁当やカップラーメンなどが多く、
スタッフの食生活が気になっていました。

生野菜が少ない……
そこだけでもなんとかしたいと思い、
うちの奥さんが頑張って作ってくれました。

 

 

こんなにたくさんあって、きっとたくさん余るのでは?
という予想に反してあっという間になくなってしまいよかったです。

しばらくは不定期的ですが、そのうち定期的に行おうと思います。

 

 

てらさき歯科医院
〒857-0311 長崎県北松浦郡佐々町本田原免49-1
TEL:0956-63-5354
URL:http://tera-sika.com/
Googleマップ:https://g.page/terasaki-dental?gm