こんにちは。てらさき歯科医院です。
8月1日(木)の院内勉強会は、「咬みあわせ」「修復物の種類や特徴」を題目で行いました。
「咬みあわせ」については、歯科衛生士が担当し、過度な咬みあわせで起こりうる外傷や、その原因、対処法についての内容でした。
そして、今回は当院でも日頃からお世話になっている技工所“和田精密歯研”の星崎さんに外部講師として来ていただき、最新の詰め物や被せものなどの「修復物の種類や特徴」について勉強しました。
虫歯の治療を行った後、治療した歯が銀歯になった経験がある人も多いと思いますが、当院では患者さんご自身で詰め物や被せものの材質を選ぶことができます。
当院で扱っている材質としては、主に「セラミック」、「ゴールド」、「保険適応の材質の金属やプラスチック」があります。
特に今回の院内勉強会では「セラミック」についてより詳しく学びました。
「セラミック」とは、陶器と同じ材料のことを言います。歯科治療で使用する金属やプラスチックなどの素材と比べ、審美性、機能性、耐久性など、全ての面で優れています。
セラミックの特徴は、①見た目が綺麗 ②変色、劣化しない ③細菌(歯垢)が付きにくく、虫歯になりにくい ④金属アレルギーの方にも使用できるといったことが挙げられます。
セラミックは金属を全く使用せず、天然の歯のような透明感やグラデーションの再現が可能で、もとの歯とほとんど見分けがつかないほどです。また、金属をまったく使用していないため、金属アレルギーの心配がないことはもちろん、金属のかぶせ物によく起きる歯茎の黒ずみのトラブルもないため、長期間にわたって綺麗な状態を維持することができます。
しかし、セラミックの種類の中には、一点に強い力がかかると割れてしまうというデメリットもあります。
当院では、そのような材質の特徴を踏まえた上で、患者さんのお口の中の状態や、ご希望に応じた治療を提供しています。詳しくお話を聞かれたいという方は、ぜひお気軽にご相談下さい。