こんにちは。院長の寺﨑です。
七五三のある11月は、かわいらしい着物や袴姿のお子さんを見かける機会も多くなるかもしれません。
そんなお子さんたちが手に持っているものと言えば「千歳飴」。
元々は麦芽から作った細長い飴を、縁起のいい紅白色に染めたものでした。
細長い形状や引っ張ると長く伸びる飴の性質から、「細く長く」「長寿」などを連想し、粘り強く長生きをしてほしいという気持ちを込めて、七五三に千歳飴を持つ風習が広まったと言われています。
おいしい千歳飴には子を大切に思う親の気持ちがこめられているということですね。
そんな長くて甘い千歳飴ですが、歯にはあまり良い食べものとは言えません。
長時間に渡って糖分を吸収してしまうためです。実は歯の健康は、体の健康にも影響していると言われています。
おいしく食べるだけでなく、長く健康に生きるためにも、ダラダラと食べさせないように親がしっかりと管理をしてあげることが大切です。