こんにちは、てらさき歯科医院です。
5月12・13日、福岡で2つの研修会がありました。
5月12日(土)は歯科衛生士3人で
「グレーシーキュレットの歯周病研修」へ
5月13日(日)は院長と3人で
「歯科治療レベルアップアドバンスセミナー」へ参加し
研鑽を積んできました。
歯周病は日本人の約8割が罹患しているといわれる病気です。
12日(土)の研修会では歯科衛生士の仕事の中でも重要な
歯石取りについて学びました。
歯石をお取りする時に患者様が痛みをなるべく感じることなく、
確実に歯周病の改善がされるように日々の診療に取り組んでいますが、
今回の研修で、歯石をお取りする時の衛生士の位置や患者様の顔の向き、
器具の使いこなし方で患者さんの痛みを和らげる方法の
高い技術を理解することが出来ました。
13日(日)の研修会では、今年1月からの研修会の締めくくりになります。
今回は、実習にブタの口を用いて、
歯周外科の模擬実習や歯周外科処置後の口腔ケアなどを学びました。
実際は院長が行う縫合を、
自分自身で経験することによって見えてくることも多く、
“こうすれば、院長はもっとスムーズに処置することができて、
それによって、患者さんの負担も少なくすることが出来る”と
気づくことがたくさんありました。
歯周外科後の口腔ケアでは、
外科治療後すぐから3カ月くらいの間の食事のとり方や
おそうじの仕方でより良い方法を学ぶことが出来ました。
また、研修会で勉強したホームケアの商品でも、
さらに効果の高いものが新しく紹介されました。
患者さまの立場に立って、より良いものを医院全体で考えていく予定です。
歯周外科治療と聞くと、不安に思われる患者様も少なくないと思います。
しかし、歯周病改善のために必要な治療になる患者様もいらっしゃいます。
治療の流れや起こりうる痛み等に関してもご説明させていただきますので
不安に思われることは何でもお尋ねください。
2日間、充実した研修を受けることが出来ました。
学んだ事を少しでも多くの皆さんに提供できるよう医院全体で共有し、
診療で活かしていきます。