救急処置・心肺蘇生法実習研修会へ行ってきました。

1月31日土曜日に長崎県歯科医師会主催の「救急処置・心肺蘇生法実習研修会」へ行ってきました。

15:00から18:00までの3時間の研修会で、CPR訓練とAED使用方法のトレーニング実習訓練をしました。

 

「CPR」とは「心肺蘇生(しんぱいそせい)」という意味で、Cardiopulmonary Resuscitation(カーディオ バルモナリー レサーシテーション)の略語です。

CPRは、心臓や呼吸が止まってしまった人に対して、胸骨圧迫(心臓マッサージ)や人工呼吸を行うことで、脳のダメージを最小限に抑えるために実施する一連の方法です。

呼吸が停止した場合(呼吸停止数分後には心臓も停止する)1次救命措置といわれる人工呼吸や心肺蘇生法を早くすればするほど蘇生の割合が高くなり遅ければ遅いほど死亡する割合が高くなるといわれています。

 

突然、心臓や呼吸が停止した場合、心肺蘇生開始が遅れるにつれ、救命率は低下します。よって1秒でも早い応急処置の開始が重要であること、を学びました。

その一方で、119番通報されてから救急隊が現場に到着するまでの 時間は年々伸びているそうで、救急車の現場到着全国平均時間は6分18秒(H15 消防白書)119番通報され、救急隊が救命処置を開始するまで約10分かかってます。

従って、その場に居合わせた人による1次救急処置が大変重要となる!!ということを知り、改めて大切さについて考えさせられました。

人形を用いた心肺蘇生法訓練

AEDを用いた訓練

修了証をいただきました。

 

現在、来院いただいている患者様の中でも、高血圧、心臓病などの内科疾患を保有されている方も少なくありません。

医院でも、もしも・・・の事態に備え救急対応の勉強会を年に1回行っています。これからも安心して医院に通っていただける環境を提供していきたいと思っています。