医院ブログ

てらさき歯科医院の感染予防対策について

佐々町のてらさき歯科医院です。新緑の季節となり、医院の周囲も緑が色鮮やかになってきました。みなさま、つつがなく元気でお過ごしでしょうか?(^○^)

当院では現在、安心して治療を受けて頂くために、新型コロナウイルス感染防止の観点から様々な対策を行っております。来院される患者様みなさまにもご協力をお願いしている事項があります。

      • 受付前うがいと手洗いをお願い致します。
      • 感染を想定した問診と体温測定にご理解をお願い致します。
      • 風邪症状、味覚・嗅覚の異常がある方は軽度でもお申し出ください。
      • 少しでも感染が疑われる場合は、歯科治療の延期をお願いする場合がございますご了承をお願い致します。

さらに厚生労働省の通達に従い、医院独自の対策として以下のことを行っています。

  • 毎朝、歯科医師・スタッフの体温および体調の確認を行っております。
  • 院内に設置した換気扇は常時稼働、窓や個室診療室のドアはできる限り開放し、換気を随時行っております。
  • 歯科医師・スタッフの十分な手指洗浄・消毒、待合室は1時間ごとに消毒を行い、診療台は患者様が入れ替わるごとに接触箇所の消毒を行っております。
  • 受付には飛沫防止シールドを貼らせて頂き、歯科医師と衛生士はマスク・ゴーグル・フェイスシールド等を使用させて頂いております。
  • むし歯の治療を控えていない歯周病予防やむし歯予防のメインテナンス・定期健診で来院されている患者様には治療の延期をお願いさせて頂いております。コロナウイルスの終息は不透明ではありますが、予防は継続して行うことが大切ですので 1~2ヶ月程度延期をお願いし、ご予約をお取りさせて頂きます。
  • 密閉・密集・密接を少しでも減らすため御予約の治療人数を制限させて頂きます。

ご不安な点や、ご不明点がありましたら遠慮なくご連絡ください。

みなさまの健口を守っていきます!

佐々町のてらさき歯科医院です。新入生、新生活…様々な「新」を迎える4月。みなさんいかがお過ごしでしょうか?(*^_^*)

3月は世界各地で新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が猛威を振るい、世界保健機関(WHO)がパンデミック宣言を表明しました。当院では通常の院内感染に加え、様々な対策を取らせていただきました!

  • 院内に設置した換気扇は常時稼働、窓や個室診療室のドアはできる限り開放し、換気を随時行います。
  • 歯科医師・スタッフはすべてマスク着用のままコンサルテーションやチェアサイドでの説明をさせていただきます。
  • スタッフの十分な手指洗浄・消毒、椅子やドアノブ、各ユニット台などの接触箇所の消毒を行います。
  • 歯科医師・スタッフ全員の体温が37.4度以下の確認を毎朝行っています。

などを取り組み、患者様みなさんのご協力もあり3月は新型コロナウイルス感染症だけでなくインフルエンザの感染予防も行うことができました(^^)4月も引き続き行っていきます。
本年度も患者様みなさんが安心して治療を受けていただけるように、院長ならびにスタッフ一同努めていきますのでよろしくお願い致します。

てらさき歯科で予防といえば忘れてはいけないのが『予防歯科』です。歯を削るのではなく歯を守る歯科医院、歯周病の進行を防ぎ予防していく歯科医院として治療を行っています。

今までは予防歯科のシステムとしてメディカル・トリートメント・モデル(MTM)を取り入れ、唾液検査を行うことで口腔内の菌の数や種類を調べ、患者様個別のリスク管理、定期的なメインテナンスの実施、プラークコントロールの徹底などに取り組んできました。

本年度からはMTMに加え、アメリカを中心とし現在世界50ヶ国で採用されている予防システムのキャンブラ(CAMBRA)も導入します!カリスクリーンという機器を使用し、15秒程で細菌の活動性を調べる検査を行います。そして、カリエスリスク評価フォームというものを使用し「むし歯を起こす力」「むし歯を防ぐ力」がそれぞれどれくらいか、今はバランスがどちらに傾いているか、といった「むし歯になるリスク」を目に見える数値によって評価します。そうすることで、より客観的で、科学的根拠に基づいた患者様おひとりおひとりの予防プログラムを提案することができます!(^^)!

MTMとCAMBRAのダブルアプローチで本年度もみなさまの健口を守っていきます(*^_^*)

バレンタインイベント♪

寒い日がまだ続きますが、桜のつぼみもふくらみ始めチラホラ濃いピンクの花が咲いています。
そろそろソメイヨシノも開花する頃ですね(^^)

さて、2月14日はバレンタインデーでしたが、みなさん楽しいイベントはありましたか?
当院では、バレンタインの飾り付けとともに【チョコレート】をプレゼントさせて頂きました!!

3月は14日限定でホワイトデーイベントさせて頂きます☆お楽しみに(*^_^*)

ところで、みなさん。
読みながら「歯医者でチョコをプレゼント?」と気になりませんでしたか??

「チョコはむし歯になるって言うのに」と思われた方もいるのではないでしょうか?

実はこのチョコレートは≪むし歯にならない≫んです!!
さらには≪むし歯を予防する≫効果もあります☆

その理由は…甘味料0%でキシリトール100%だからです!

キシリトールにはむし歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を弱める効果があります
ミュータンス菌に酸を作り出させないことで菌の繁殖力を弱め、むし歯のできにくい口腔内の状態にできるのです。

また歯ごたえもあるので唾液の分泌を促すことにも効果があります(^^)

「甘味料0%、キシリトール100%」のチョコなどは市販ではなかなか見つけにくいのですが、歯科医院では手軽に購入できます♪

甘味料0%でも甘くて美味しいんです!
不思議ですよね。

てらさき歯科では チョコレートだけでなくタブレットやガムも販売しています。気になる方はお気軽に受付や衛生士に声をかけてくださいね(*^o^*)

書き初め~今年に想う言葉~

令和2年1月6日 (月) 午前中を休診させていただき、毎年恒例のキックオフミーティングを行いました。
その後、みんなで三柱神社に初詣へ。医院に戻り今年に想う言葉を書き初めしました(^^)

 

わずかな力でも積み重なれば大きな力となる、という意味です。
来院してくださる皆様の幸せに少しでも力になれるよう、こつこつと努力し精進していく気持ちを書きました。

院長 寺崎

 

歯科インプラントコース最終日

半袖から長袖に衣がえし、上着が必要になり…あっという間に寒い季節になってきました。

11月中旬にはスタッフみんなでインフルエンザの予防接種を受けてきました。医療人として体調を整えるための、毎年恒例のこの時期のイベントです。みなさまも、お身体にはお気をつけてお過ごしください。

院長の寺崎です。11月の9日・10日は歯科インプラントコースの最終日でした。

4月から8か月間にわたるコースを無事終了することができました。インプラントを安全に埋入するための方法といった基本的な術式はもとより、より長持ちさせるための歯槽骨の造り方、周辺医学である耳鼻科学、これからメインになってくるであろうデジタル技術を応用した歯科技工学、救急医療など様々な側面からインプラントについて学んできました。

日本の歯科インプラントを正しい方向にけん引していくことを使命としている日本口腔インプラント学会の認定講習会ですのでエビデンスに基づいたかなり厳格な内容で、多くのことを学ぶことができました。

また受講生の中から数名選ばれて発表を行うのですが私もその一人に選ばれて、現在自分が行っている臨床について発表してきました。そこで自分の臨床は学会のガイドラインに従った正しい流れに沿ったものであると再度確認することできました。

また今回学んだことですが、患者さまのお身体の状況をより正確に把握するために、これからはインプラント治療の前に血液検査が必要になってくるようです。当院でも新しいガイドラインに先立っての導入を考えています。

これからもより良い歯科医療を提供できるよう、さまざまな側面から学び研鑽を積んでいきます。今後ともどうぞよろしくお願いします。

修了証の授与

講師・受講生の集合写真

院長 プレゼンの様子

研修会に参加してきました!

こんにちは。てらさき歯科医院です。
10月20日(日)に鳥栖で行われた「WTS プレゼンテーション」という研修会に医院全体で参加しました。

この研修会は、九州の各地から集まった歯科医院の代表者が、共通のテーマをもとにプレゼンテーションを行う発表会で、今回のテーマは自主という題目で行われました。
歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士、管理栄養士という歯科に携る立場の方が、各々仕事を通しての試練ややりがい、今後の目標などを発表されました。

また、ゲスト講師として、「授業は心」をモットーに、学力だけでなく人間力を伸ばす指導で絶大な支持を得られ、全国の教育機関はもちろん、様々な分野の各企業からも注目されている木下晴弘先生の貴重な講演も聞くことができました。

幸せな人生を送るためには、どのように人生と向き合っていくのか、人生と向き合う中で大切な「相手を認めること」「感謝の気持ちを忘れないこと」「課題に挑戦し続けること」そして、「目的をもって日々過ごしていくこと」という気付きを得ることが出来ました。

お口の健康だけでなく、皆さまに幸せな人生を送っていただけるサポートが出来るように、私達も日々成長し続けたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

新たにLINEを導入しました!

こんにちは。てらさき歯科医院です。

秋晴れの気持ちのよい青空が気持ちまで晴れやかにしてくれるようですね!朝夕には涼しく心地よい風が吹いて、深まる秋を感じるようになりました。

そして10月と言えば長崎くんち!!佐々町でもあちらこちらで笛や太鼓の音が聞こえてきます。この他、秋にはスポーツ大会や文化祭などのたくさんの行事で賑わうのではないでしょうか?

そんな忙しいこの季節、うっかり予定をわすれた(^^ゞなんてことも少なくありません。そこで皆様にぜひともお勧めしたいのが予約のLINE登録です!

今まではご予約のお日にちが開いてしまう患者様のみお知らせのハガキをお送りさせて頂いていましたが、新たにLINEを導入したことで誰でも簡単に確認ができるようになりました。

LINEをされている方なら、どなたでも無料で登録ができ、予約日前にお知らせが届くシステムです。 受付にあるQRコードで読み取り、ご一緒に登録のお手伝いをさせていただきますのでお気軽に受付までお声をおかけください!

8月の院内勉強会!

こんにちは。てらさき歯科医院です。

8月1日(木)の院内勉強会は、「咬みあわせ」「修復物の種類や特徴」を題目で行いました。

「咬みあわせ」については、歯科衛生士が担当し、過度な咬みあわせで起こりうる外傷や、その原因、対処法についての内容でした。

そして、今回は当院でも日頃からお世話になっている技工所“和田精密歯研”の星崎さんに外部講師として来ていただき、最新の詰め物や被せものなどの「修復物の種類や特徴」について勉強しました。

虫歯の治療を行った後、治療した歯が銀歯になった経験がある人も多いと思いますが、当院では患者さんご自身で詰め物や被せものの材質を選ぶことができます。

当院で扱っている材質としては、主に「セラミック」、「ゴールド」、「保険適応の材質の金属やプラスチック」があります。

特に今回の院内勉強会では「セラミック」についてより詳しく学びました。

「セラミック」とは、陶器と同じ材料のことを言います。歯科治療で使用する金属やプラスチックなどの素材と比べ、審美性、機能性、耐久性など、全ての面で優れています。

セラミックの特徴は、①見た目が綺麗 ②変色、劣化しない ③細菌(歯垢)が付きにくく、虫歯になりにくい ④金属アレルギーの方にも使用できるといったことが挙げられます。

セラミックは金属を全く使用せず、天然の歯のような透明感やグラデーションの再現が可能で、もとの歯とほとんど見分けがつかないほどです。また、金属をまったく使用していないため、金属アレルギーの心配がないことはもちろん、金属のかぶせ物によく起きる歯茎の黒ずみのトラブルもないため、長期間にわたって綺麗な状態を維持することができます。

しかし、セラミックの種類の中には、一点に強い力がかかると割れてしまうというデメリットもあります。

当院では、そのような材質の特徴を踏まえた上で、患者さんのお口の中の状態や、ご希望に応じた治療を提供しています。詳しくお話を聞かれたいという方は、ぜひお気軽にご相談下さい。

令和最初の院内合宿

【院内合宿】

こんにちは。てらさき歯科医院です。

暑い日が続いていますが、みなさま、お元気にお過ごしでしょうか?夏休みという事もあって、当院も一段とにぎやかな声がしています(*^_^*)

さて、てらさき歯科医院は、7月4日(金)~7月5日(土)に院内合宿を行いました。
1日目は、まず院長より『てらさき歯科がめざす今後』 についてのプレゼンです。

・通って頂いている患者さまへ、治療だけでなく、予防歯科でその方の将来を想う事。
・そのためには、今後、患者さまのために私達はどのような歯科医院をめざすべきか。
・そのような働き甲斐のある場所、そして働きやすい場所にするために院長が考える事

熱い想いのこもったお話をしていただき「予防歯科で、歯だけではなく全身疾患からも患者さまを守りたい」「予防歯科をしっかり定着させたい」そんな院長の想いを全スタッフが再認識することができました。

 また、毎年恒例の新入社員へのサプライズ、その上、夕食時には、入籍したばかりの歯科衛生士さんへのサプライズ結婚パーティー!
どちらも大成功でした!!

そして、2日目午前には、スタッフ間の絆を深めるためのスポーツレクレーション大会。

午後には愛媛県「にしだわたる糖尿病内科」の西田亙先生の講演を拝聴しました。「歯を20本以上失うと、大腿骨の骨折が5倍に激増する」という内容の先生の書籍をもとに、歯周病と全身疾患の繋がりを患者様により理解いただき、患者さまと二人三脚して改善していくための「伝わるコミュニケーション力」についてもお話を聞くことが出来ました。

令和最初の院内合宿は、昨年以上に濃密な2日間でした! 院長をはじめスタッフ一丸となって、患者さまにとっても、私達スタッフにとっても、てらさき歯科医院をより良い場所にしていけるよう日々精進していきます!

【救命救急講習】

7月11日(木)の院内勉強会では、西消防署の救急隊の方のご協力のもと、スタッフ全員で救命救急講習を行いました。

3時間に渡り、実際の状況を想定し、人形を使って、心肺蘇生とAEDの使用の訓練をしました。

 心肺停止を起こしてから、救急隊が到着するまでの数分間、一時救命処置を行うかどうかで大きく救命率は変わってきます。応急手当てが必要のないことが一番だとは思いますが、医療の現場では、いつ何が起こるかは分かりません。そういった場面に遭遇した時に、スタッフ全員が、冷静で的確な対応ができるように、これからも定期的に救命救急講習を受講して、繰り返し正しい知識と技術を身に付けていきたいと思います。

歯周病治療の最終目標

例年に比べて雨の少ない日が続きますね。セミの声がない夏の空気には多少の違和感を覚えます。この天候に農家の方は気をもんでいらっしゃるのではないかと思います。しっかり雨が降って、そしてからっと梅雨が明けてほしいものです。

 院長の寺﨑です。4月からは週に一回、長崎大学から手伝いに来てくれていた同級生の栁口先生が研究の都合でしばらくお休みとなり、五十も半ばになった身体にムチ打ちながらがんばって診療をしています(笑)。さて今回は歯周病について少しお話をしてみたいと思います。

 歯周病という言葉はなじみのものとなりましたが、その治療方法についてはまだまだ認知度が低いように思います。歯周病の治療には以下の5つがあります。               

  • 歯ブラシや歯間ブラシを使ったセルフケアによるプラーク(歯垢)の除去
  • 歯石の除去・汚染された歯根面の清潔化
  • 歯周外科治療
  • 生活習慣の改善
  • バイオフィルム(バイキンの塊の膜)を定期的に除去するメインテナンス

今日は一つ一つについての解説は割愛しまして、③の歯周外科治療についてお話します。

実は最近、歯周病治療のエンドポイント(治療の最終的な目標)が変わったといわれています。これまでの歯周病治療は、プラークコントロールで歯周病菌のえさをとり除き、歯石をきれいに取り除いて、生活習慣を改善することにより、それ以上歯周病を進行させないこと、そしてメインテナンスによりそれを維持することが目標でした。

 歯周外科治療も麻酔をして歯ぐきを開け、通常の歯石取りでは届かない部分の歯石をとり除いたり、細菌に侵され悪くなってしまった歯根の表面を削ったりする方法が主流で「切除療法」と呼ばれていました。しかし最近の歯周外科治療では「再生療法」と呼ばれる方法が行われるようになっています。これは「リグロス」という歯槽骨を再生する薬剤が保険治療で認可されるようになったからです。リグロスを使った治療法では、歯ぐきを開けてきれいにした歯根面と歯槽骨面にリグロスを塗布して新しい歯槽骨をつくっていきます。これにより、今まで行われてきた、これ以上歯槽骨を失わないようにすることから、歯槽骨を再生させることが可能になり、歯周病治療のエンドポイントとなってきました。もちろんリグロスは万能薬ではありませんので患部の状態にも左右されます。また新しい治療法ですので、これから施術法などに改善も行われるかもしれません。

≪リグロス治療のイメージ≫

 私は古くは20年前のスェーデンイエテボリ大学研修の頃より歯槽骨再生治療について学んできました。そしてここ数年は歯周病治療の日本の第一人者である水上哲也先生のもとでスタッフと共に研鑽を積んできました。この「歯槽骨再生療法」にご興味のあられる方はお気軽にスタッフにお声がけください。

スタッフ一丸で 皆様のお口の健口を守ります!